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鹿苑寺|金閣寺

金閣寺

金閣寺 情報

住所:京都市北区金閣寺町1TEL:075-461-0013

宗派:臨済宗相国寺派

拝観:400円、9-17時

交通:市バス金閣寺前から徒歩3分

世界文化遺産

金閣寺見どころまとめ

金閣寺見どころ1:金閣

金閣寺:金閣

昭和30年(昭和時代)
鹿苑寺の通称「金閣寺」に由来する建物で、鏡湖池(きょうこち)のほとりに建つその姿はあまりに有名である。

義満の北山殿造営にあたり、応永5年(1398)頃創建後、幾度も修理を行ってきたが、昭和25年(1950)のはからざる災いにより全焼。

現在の舎利殿、金閣は昭和30年に復元されたものである。

また、第二層、第三層の金箔は、昭和62年に5倍の厚さの箔に押しかえられたもので、創建時の輝きを思わせる。

金閣寺見どころ2:方丈

江戸時代
鹿苑寺の本堂にあたり、客殿とも称される。

一重、入母屋(いりもや)造桟瓦,参拝の際には、正面吹き放しの広縁部分と、その前に広がる庭園を眺めることができる。

仏間には本尊聖(しょう)観世音菩薩坐像、夢窓国師像、足利義満像、文雅慶彦(ぶんがけいげん)像などが安置される。

建立されてから4回改修されているが、平成17年から2年半をかけて、初めて解体修理がなされた。

正面両脇などには新たに描かれた杉戸絵が入れられ鮮やかな姿をあらわした。

 

金閣寺見どころ3:総門

通りに面した黒門をくぐると、目の前には総門までの参道が広がる。

途絶えることのない参拝者は、青葉、紅葉と、木の葉の色に季節の移ろいを楽しみながら、境内へと向かう。

金閣寺見どころ4:庫裏

江戸時代
総門の奥に立つ、屋根上に大きな煙出しを持つ建物が庫裏である。

切妻造桟瓦葺(きりづまづくりさんがわらぶき)で、444.3平方メトルと禅院庫裏の中でも規模が大きく壮観な造りである。

中には広大な土間と板の間があり、吹き抜けになっている。

また、内部にある廊下を渡ると方丈へと繋がる。

 

金閣寺見どころ5:鏡湖池

金閣寺見どころ5:鏡湖池

金閣寺の庭園は、境内40,000余坪のうち、28,000坪が特別史跡及び特別名勝に指定されている。

金閣の姿を映し出す鏡湖池(きょうこち)には、葦原島(あしはらじま)をはじめとする大小さまざまな島や、畠山(はたけやま)石、赤松(あかまつ)石などの奇岩名石が配されており、回遊式·舟遊式庭園として造られている。

写真左奥の葦原島は、それ自体が舟の姿のようにも見えるが、その名の由来は豊葦原瑞穂国(とよあしはらみずほのくに)で、日本国をかたどったものだという。

 

金閣寺見どころ6:龍門の滝

鏡湖池をあとにして回遊式の境内を歩き出したところに、龍門の滝がある。

このあたりには、かつての天鏡閣や泉殿などの建物があったと推定される。

龍門の滝は、2、3メートルの高さを一E殳落としにしたもので、その前には龍門の滝を鯉がのぼり切ると龍になるという中国の故事「登龍門」に因んだ鯉魚石(りぎょせき)が置かれている。

滝壺のところに斜めに傾いた石で、跳ね上がらんとする鯉の姿があらわされている。

金閣寺見どころ7:安民沢

 

龍門の滝を越えて坂道をさらに登ったところにあり、深い樹木に覆われた空間には静けさが漂う。

ひでりが続いても涸れないことから雨乞いの場ともされていた。

池の中の小島には白蛇塚という多層石塔が立ち、西園寺家の鎮守などとも伝え、この池は同家当時の遺跡をとどめているという。

金閣寺見どころ8:タ佳亭

安民沢から山路を奥に進むと、山上に茶室がある。

永元年(1624)に住職となり本格的な庭園の修復を行った鳳林承章(ほうりんじょうしょう)が、江戸時代の茶道家·金森宗和(かなもりそうわ)に造らせたもので、後水尾法皇を迎えるために営まれたと伝わる。

夕日に映える景色が殊に佳(よろし)いことから夕佳亭(せっかてい)の名が付けられた。

当初の夕佳亭は焼失したが、明治7年(1874)に再建され、平成9年(1997)には修理が行われた。