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六波羅蜜寺

六波羅蜜寺

六波羅蜜寺 情報

住所:京都市東山区五条通大和大路上ル東
TEL:075-561-6980
宗派:真言宗智山派
交通:京都駅 206 系統、清水道下車、徒歩7分

六波羅蜜寺見どころまとめ

六波羅蜜寺 見どころ1:本堂

重要文化財

南北朝時代

昭和41年(1966)から44年(1969)にかけて、本堂は解体修理工事が行なわれ、面目を一新した。

この時、本堂外側の木材については、調査の結果にしたがい享保年間(1716~36)の彩色に復元。

柱、垂木(たるき)などの丹色(にいろ)は白色地に映え、方、虹梁(こうりょう)の波に永龍図、丸桁(がんぎょう)の七宝繋(しっぽうつなぎ)文様、さらには肘木の繧繝(うんげん)彩色などの極彩色の装飾が描かれ、鮮やかである。

正面には、寺号を大書した扁額(へんがく)が掲げられる。

木造の寄棟造で、桁行は7間、梁間6間。

 

六波羅蜜寺見どころ2:空也上人立像

重要文化財

鎌倉時代

木造像高117.6cm

町中を行脚し、広く庶民に対し念仏を説いた空也(903~972)は「市聖(いちのひじり)」と人々から慕われた。

六波羅蜜寺は、空也が建立した東山西光寺をもととする。

腹前に鉦鼓(しょうこ)を下げ、右手に撞木(しゅもく)、左手に鹿杖(ろくじょう)を持し、草鞋(わらじ)をつけ、行脚する一瞬の姿をとらえる。

像内に「僧康勝(花押)」とあり、運慶の四男である康勝(こうしょう)の作と判明する。

 

 

六波羅蜜寺見どころ3:平清盛坐像

重要文化財

鎌倉時代

木造像高82.7cm

僧形(そうぎょう)の坐像で、像主は平清盛と伝えられる。

胸前にて経巻(きょうかんを開くが、眼は経巻からはなれ、その上方を睨むかのようにみえる。

迫力がある表情、動きのある衣の表現など、優れた慶派仏師の作と推される。

制作年代は鎌倉時代前期、清盛没後の遺像になる。